秦野 蓑毛へ行く2010年10月06日 22時28分

大日堂
秦野の蓑毛周辺のまち歩きをしました。

蓑毛と聞いてもどこだかピンとこないかもしれないが、ヤビツ峠から下りてきたところだというと分かりやすい。
丹沢・大山の麓である。

この蓑毛は太古から表丹沢の入り口として大変賑わったそうである。
大山信仰というもので、各地から大山へ参る風習が江戸時代をピークとして、多くの参拝者が訪れていました。富士山を訪れたあとに必ず立ち寄るところでもあったそうだ。

大山へ至る参詣口に沿って、参拝者を出迎える御師(簡単にいうと大山の案内人)の家々、いくつもの旅籠が建ち並んでいたのだが、残念ながら今ではずいぶんとひなびた場所になりました。

写真は蓑毛地区の中心的な場所で、かつて参詣者がお参りをしていた大日堂です。詳しくは↓
 秦野観光スポット紹介 大日堂
等を見ていただくとして、
どうでしょう?なかなか立派でしょう。だいぶ建物は傷んでしまってますが、存在感があります。中にはこれまた立派な仏像が安置されていて見ごたえは十分。
これだけのものがあるのですが、地元秦野市民でも知っている人が多くはないそうです。残念。

多くの人が訪れるようになってくると、地元に活気が出てきて、地域活性化につながるんじゃないかと思ってます。
というのが実は今回の訪れた大きな理由です。今、とある事業で地元の関係者も交えてこのテーマに取り組んでます。